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謎の海洋民族モーケン / NHKスペシャル

モーケン

将来の自分の立ち位置を決定する時期に来ているせいからか、最近ものすごく自分の足腰の弱さというか、耐え難い浮遊感について考えることが多かった。
それは民族としてであったり、生物としてであったり。

なんとなくみてたドキュメンタリー。
みているうちに少しずつまとまりつつある。
もっともそれは、現状を打破しないのだけれど。




商品経済とはかなりの距離をとりつつも、ヒトとしての歩みの上でその導入は免れないのか、彼らも片足を踏み入れている。
そのタネである貨幣を得る手段は、ナマコを捕ること。
きわめてモノカルチャー的性質が強い。
実際、陸からの近代的漁業に押されて、ナマコが捕れなくなるといった実態も示されていた。


政府は貨幣経済への取り込みを狙ってか、陸に揚がるよう促しているが、当人たちは伝統の継承を第一に考えている。
それが、とても自然なことのように思える。
陸に揚がり貨幣の中に身をうずめることは、本当に、本質的な意味でのQOLを向上させるのだろうか?
番組中、生後数ヶ月の赤ちゃんが息を引き取った。
それても、一家の長はまだ姿勢を変えていないように見えた。




近代的でなに不自由のないくらしの中で、真にそれが幸福かどうか。
全身から感覚を敢えて切り離し、技術で補完する。
本能から遠ざかり、霊的なものに依存する。
その姿があまりに滑稽であることは認めざるをえない。


ニエとしてウミガメを捧げシャーマンが謡い踊る彼らの姿と、日本でのスピリチュアルブームがダブって見え、意識の根底では霊を「ある」べきものとして肯定しているのだろうかとも考える。
あるいは、肯定したいのかもしれない。





ヒトとしての進むべき道はこれで正しいのか。
進歩とはなにか。
私は、私たちは、私たちの社会は、どの形が最もふさわしいのだろうか。
そもそも、共有できるものなのだろうか。




海洋民族モーケン / NHKスペシャル
http://www.nhk.or.jp/special/onair/080217.html

一年の大半を海上で過ごし、イルカさながらに海に潜り、獲物を捕らえて暮らす不思議な人々がいる。

ミャンマー南部沖、インド洋・メルギー諸島海域を漂泊する海洋民族「モーケン」だ。数ある海洋民族のなかで唯一、現在も海上生活を続ける少数民族である。その暮らしは船団、いわば海上の「村」で行なわれる。彼らは、全長10メートルほどの小船に家族で住み、銛で魚を突き、素潜りで貝やナマコを取って糧を得る。潜るのは昼だけではない。月夜、無数の夜光虫が眩く光る海を、水深20メートルの海底まで小さなライトだけを頼りに素潜り漁をするのだ。

さらに近年の科学調査によって、このモーケンは驚異的な動体視力を持つことも明らかになっている。この動体視力で獲物の動きを瞬時に認識し、確実にとらえることができる。

番組では、新開発の水中高感度カメラを駆使して幻想的な夜の素潜り漁を追いながら、理想郷のように残された、海洋民族「モーケン」の暮らしを描く。

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テーマ : TV番組 - ジャンル : テレビ・ラジオ

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