スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

東京ゴッドファーザーズ / 今 敏

東京ゴッドファーザーズ脚本: ★★★★★
映像: ★★★★☆
音楽: ★★★☆☆

総合: ★★★★☆




『デジスタ』でおなじみ、今敏が監督のアニメということで、録画しておいた物を観た。
なにより、バランスが見事という印象で、さすがは今敏!って感じ。
声優も江守徹・梅垣義明など、豪華。(主役三人のうち、岡本綾さんというひとについては、ちょっと分かりません…新人かな?)
個人的には梅垣のオカマキャラがコントじゃなくて、映画のなかで観られたことに感激。
これ、みたかったの!!
オカマキャラでこの人の右に出る人はいないよ!
いや~、素晴らしいハマり具合でした。
おなかいっぱい。


脚本は信本敬子・今敏。
信本、信本…
どっかでみたことあるなぁと思って検索したら、『ビバップ』の人だった!
観ている最中、ベタの王道を行きながらもクドくなりすぎないのが凄いなあと思ってたんだけれど、なるほどと納得。
徹底的にベタをやりながらも、

  1) シナリオのつなぎ
  2) 声優の演技力
  3) 演出の巧さ(随所に光る演出がある!)

それらが一体となって、薄っぺらくなるどころか厚みをもたらし、さらに、観ている側が「まさかそこまでかぶせると思っていなかった」ところにまでベタをかぶせることによって、インパクト、あるいは良い意味で予想を裏切る小気味よさをももたらしてくれる。
普通あれだけ「ありえない系」のベタやったら、もうぺらっぺらになるよ…
またこの映画は割と早い段階で、「この映画は家族愛みたいなのを描こうとしてんのかなぁ」と気づく。
こうなると、引いた視点から第三者として見てしまうんだけれども、この映画が持っている、観客をあくまでもスクリーンの前にとどまらせる力というのは、先ほどの3つの要素が大きいと思う。


演出面では、フランスアニメっぽいなとか思うところが数カ所。
影の使い方・あるいは黒ベタの使い方とかに特に感じた。
たとえば、人物を黒ベタでシルエットのように動かすところとか…
そのほか、アツい演出は数え切れない。
ぼーっと観ていると、ふっと自然にそれらが出てきて、随時画面を引き締めてくれる。
張り切りすぎて浮きまくりだとイタい感じになるんだけれど、空気みたいに当たり前に溶け込んだ、上品な装飾品。


音楽は良くハマってるなぁと思いはしたものの、「ああもうおじさん失禁しちゃう…(ハアハア)」まではいかなかったな。
悪いっていう意味では決してないけれど、他が良すぎたのかなんなのか、余り印象には残らなかった。
で、エンドロールみてたら『鈴木慶一とムーンライダーズ』って…
なに、この映画、意外とかなり豪華なのね、とか思った。
エンディング曲は第九のアレンジで、これが結構楽しい。
特に歌詞が楽しい。




ジブリとかディズニーも良いんだろうけれど、これも良いよ。
なんか日本人て、メディアが良いって言ったことを鵜呑みにして、「良いもの」を祭り上げてる気がするなぁ。
おじさんには未だにジブリとディズニーの良さが、イマイチ分かりません…。
というか、あそこまで多くの人が「良い、良い」言うっていうことは、単にみんなが吟味してないだけなんじゃないかと思うわけですよ。
そんな多くの人の意見が合致するなんて、あり得ないんじゃ…
いや、そんなことより、なにより、おじさんは宮崎駿は真性ロリだとおもうんです!

ま、それはともかく、おじさんは今敏が好きで、この映画が好きなんですよ。




東京ゴッドファーザーズ
東京ゴッドファーザーズ
今 敏

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2004/04/28
¥ 4,935



KON'STONE
http://www.parkcity.ne.jp/~s-kon/
; KON'STONE - 東京ゴッドファーザーズ
; (監督自身による面白い記述がたくさん。映画観たでこちらも読んでみて!)
; http://www.parkcity.ne.jp/~s-kon/TGF/tgfindex.html

デジタル・スタジアム
http://www.nhk.or.jp/digista/

moonriders.net
http://www.moonriders.net/

スポンサーサイト

テーマ : 映画★★★★★レビュー - ジャンル : 映画

comments

comment form

管理者にだけ表示を許可する

trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Information




FAUCHET

  • かいてるひと:FAUCHET
  • ないよう: ヴィオラ・オーケストラ・なんちゃって書評あたりを軸に、いろんな音楽からサブカルまでなんでもあり。つまり実が無い。

    しゃしんのびよら: 名前つけると愛着湧くかなぁと思って、良く鳴るから「メイ」にしたんだけど、全然違う名前でみんなに好き勝手呼ばれるふびんなこ
    ばいよりんじゃないよ!

     C線: えばぴらっつぃ
     G線: えばぴらっつぃ
     D線: えばぴらっつぃ
     A線: すぴろこあ

    *ごちゅうい*
    かいてるのはあたまがイタイひとなので、てきぎスルーしてね♪

Recent Entries
Archives
03 02 12 10 09 08 07 06 05 03 02 01 12 05 04 03 02 01 12 11 10 09 08 07 06 05 
Category
Recent Trackbacks
Total
全タイトルを表示
Bookmarks
アクセス解析

経県値
Recommend




 ここではヴィオラを中心に見たクラシックや、菅野よう子と菊田裕樹を中心にしたサウンドトラック、また映画のレビューを付けています(クリックでレビューへ移動)。


ヴィオラ

 今井信子ユーリ・バシュメットあたりのどちらかというとソリスティックな演奏が好み。
 国内版から、隠れた良盤・海外盤まで、少しずつ紹介を増やしていきたいです。






菅野よう子

 型にはまりすぎず、かといって書き散らすわけでもない。絶妙なバランス感からくる魅力。えぐみ・臭みが管弦楽とこんなに合うなんて!
 エスカフローネのOSTは溝口肇の曲も多数収録しているが、基本イってる菅野(ヒドイ…)と基本落ち着いてる溝口とで作風がぶつかりそうなんだけれども、一枚のアルバムとしてみた時に良い塩梅になっている。






坂本真綾

 最近この人の歌を弾き語ってます。
 汚してます…







菊田裕樹

 聖剣からのファンです
ごつごつしたパーカッションと抜けのいいメロの組み合わせは、この人が至上です!






ゲームミュージック






映画

 五点満点で、四点以上をつけたものを紹介していきます。
 新しいレビューは上に並べていきます。





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。